松島町合津に鎮座。御祭神は十五社神で、木造神と神鏡が祀られています。 拝殿、本殿は住吉造りで、鳥居のほか、狛犬、手洗鉢、常夜灯などの奉納物が多数。 本殿には安土桃山時代の流れを汲む豪華な彫刻が施されています。 例大祭はは10月第3日曜日に催され、前日の神幸式に始まり、氏子が夜通し太鼓を打ち鳴らします。 五穀豊穣を祈願して奉納される獅子舞は「花舞い獅子」とよばれ、その優雅さで広く知られており、昭和五十二年に熊本県文化協会より優秀郷土芸能に認定されました。