全国的にも珍しい天草独特の十五柱・十五社宮の一つです。
神社の成立は古く、貿易港として栄えていた佐伊津港のそばであったため、キリシタンとの関わりも深いと考えられています。
天正年間、肥後の国司であった加藤清正公は、天草に兵を出した折、地元の若者たちを諫めるため、「国家安泰」「武運長久」を祈願して、社殿の改築を行いました。
とてもカラフルな御朱印はよく知られており求めに来る人も多く、縁結びの楠もつとに有名で、県内外から参詣者が訪れています。
また、社務所には全国的にも珍しくお茶室があり、予約すれば茶道を体験できます。
秋季例大祭は10月第3土・日曜日に催されます。
神八井耳命(かむやいみみのみこと)は初代神武天皇の皇子、第2代綏靖(すいぜい)天皇の同母兄です。