代々の神職・宮崎氏の文書などより、宝永、享保(1704~1730)以前の創建と推定されています。
飛び地境内社である若宮神社は豪族・志岐氏の守護神といわれ、志岐八幡宮は志岐氏の氏神として崇拝されたと伝えられています。
例祭日は10月第3日曜日で、前々日夜に境内で神楽、祝い歌、一般芸能を奉納。前日午後に「お下り」、当日正午から例祭献幣式が行われ「お上り」となります。
獅子舞いは、メス、オス二頭、牡丹の花車に太鼓を備え、玉振りの幼児二人、カネ、笛吹など総勢15人余りで構成される独創的なもので迫力満点。
神社には、河童の手を使って村人の病を治したという伝説とともに、不思議な形をした河童の手が残されており、この河童の手で頭をなでることで、水難除災をはじめ無病息災を祈願する「頭なで神事」が行われています。